おかあさんへ

 
 

 赤ちゃんを母乳で育てる、そんなあたりまえのことが近頃できにくくなっています。牛も山羊も猫も哺乳動物はみな、自分で産んだ子は自分の乳で育てます。
 牛の子が犬の乳を飲む、というのはやはり不自然なことではないでしょうか。そして私たち人間も哺乳動物である以上、人の乳を飲んで育つのが自然だと思います。
 ただ産後、おっぱいがでない、あるいはおっぱいは痛く張っているのに赤ちゃんがうまく飲んでくれない、といったトラブルをおこし、母乳保育をあきらめてしまうおかあさんがいらっしゃいます。
 
ぜひ桶谷式乳房手技をお試しください。正しい手技と管理をおこなえば、誰だって母乳は必ず出るものです。    
       あきらめないでください。


 桶谷式では、おっぱいの基底部(ふもとのところ)を治療手技で痛みのないようにはがします。するとおっぱいは柔らかくなり、乳が排乳口から出るようになって、赤ちゃんはゴックン、ゴックンとのどを鳴らしながら飲むようになります。
 その良質のおっぱいをたっぷり飲んだ赤ちゃんは、表情の豊かな、人なつっこい、感染症にかかりにくい、元気な子に育ちます。

  

  そしてそれが何よりも、産後のおかあさんをはつらつとさせ、女性らしい美しさをいつまでも保たせてくれる原動力となるのです。

助産師 關谷貞子